外資系勤務Bさんと居酒屋に行った話

 

どーもです。

 

 

今回も出逢い系で知り合った個性豊かな方々をご紹介します。

 

前回記事はこちら。

pororontan.hatenablog.com

 

今回も20-21歳頃の話をさせていただきますよっと。

 

 

今回の殿方はBさん

[スペック]

年齢:30代前半(当時)

職業:外資系人材派遣会社

体型:180cm位で普通体系

顔 :微妙(わたしは好き!)

 

 

 

当時、私はとある音楽にハマっておりました。

いっつもシャカシャカ聞いておりました。

 

 

 

好きなアーティストの事を出逢い系のプロフィールにも記載していました。

すると、ある音楽好きから声を掛けられます。

 

 

Bさんです。

 

 

 

 

Bさん「おれも○○(私の好きなアーティスト)好きだよ。良かったら音楽の話とかしよう^^」

私 「はい!よろしくお願いします!」

 

 

 

感想。よくいるタイプ。何もかも普通~な感じ。

プロフィールを拝見すると、相当音楽がお好きなようで、何十個も「/」で区切られてアーティストの名前が書かれていました。SNSでよくあるやつ。

それから「心理カウンセラーの資格持ってます」との事。

 

 

 

音楽はおいといて、カウンセラーは希少価値が高い。

ハンティングの対象としてロックオンです。

 

 

 

 

Bさん「○○のどの曲が好き?^^」

私  「ベタですが、△△とかですかね!!あと、マニアックだけど××も好きです^^」

Bさん「いいよね!!!あれさ~、・・・・・・(色々語り出す)」

私  「わ~!お詳しいんですね^^」

(あんまり興味ない)

 

 

Bさん「○○が※※に来た時、行ったよー!最高だった」

私  「そうなんですね!いいなあ!!」

(こういう話、割とどうでもいい)

 

 

Bさん「○○が見たくて海外まで行ったし(笑)」

私  「羨ましいです!私も一度生で見てみたいなあー!!」

(自分が行けない海外の話とか特にどうでもいい)

 

 

面白くない話に飽きてきた私「(そろそろ写真でも見とくか・・・)そういえば、○○さんの写真みたいな!」

 

 

ここで余談ですが、

 

写真を貰う時、とても興奮しますね~。

 

自分で撮ったやつか、誰かが撮ったやつかとか。

自撮りの顔が自意識過剰だな~とか、口元がアヒル口だったら無理だな~とか。

 

そんな事を考えながら、恐る恐る、そっと画像を開ける時が好きです。

袋とじを開けるときはこんな気持ちなのでしょうか。違うか。

 

 

 

男性でたまにプリクラとかプロフィールにされてる方いますね、普通にきもいです。(趣味がアニメでインドアって書いてる率高い)

女性ならよいと思いますが、男性はきもいです。

 

 

 

最近は玄人の勘が働くようになったのか、気持ち悪い方には殆ど出逢わないのですが、

たまにいます。

 

 

「うわぁ・・・」という方。

何がうわぁなのかは自分で出逢い系をやって実感してみてください。

男女ともに、こういう場所でしか生きられない方々がいらっしゃいますから・・・

 

 

 

で、そういう方の写真を頂いた時は、気持ち悪いのですが、数日間、何回か見ます。おそるおそる。

で、何回見てもヤバイ!!!と妙なテンションになるのが結構好きだったりします。

もちろん保存はしません。

 

 

しかし彼らは結構マシな方です。

 

 

 

その上に、「マジでヤバい・・・・」

 

というのがいます。

これも、気になる方はご自分で確認して頂くとよいと思います。

 

 

 

こういう方の写真を頂いた場合は、「そっ閉じ」です。

良心など捨て、トーク履歴を消し、そっと逃げるがよいです。

 

 

 

話は逸れましたが、Bさんの写真をゲットしました。

2枚ゲットです。どちらもご自宅での私服自撮り。まあ普通。顔も普通。

 

 

さらに写真を求めると、スーツの写真が来ました。

女はスーツが大好きです(わたし調べ。)  俄然興味が湧くわたし。

是非仕事終わりに会いたい。

「サラリーマンとラブラブデートしてる」っぽさ味わいたい。

寧ろ土日は会わなくていい。

 

 

 ここからちょっとやる気になり、踏み込んでいきます。

私「lineにしましょう^^」

アッサリとlineをゲットします。

 

 

私  「お仕事はどんな事をされているんですか?」

Bさん「外資だよ^^」

私  「へえ~かっこいいですね!(とにかく褒める。)どんな職種ですか?」

Bさん「人材派遣業かな^^ 外資系企業への紹介をしてるよ^^」

私  「(ふむ・・・)大学は英語系だったんですか?」

Bさん「○○の○○学部だから、英語の勉強はしてなかったけど、社会人になって勉強したよ^^」

私  「(努力家だ!!いいね!!)努力家なんですね!!!!」

 

 

あんまり面白くない会話を載せてすみません。

 

で、会話を続けていくうちに、「心理カウンセラー」の資格についての話になります。

 

 

 

私  「心理カウンセラーの資格持っているなんて、すごいですよね!(とにかくすごいを連発する)」

 

Bさん 「ありがとう^^ 昔、自分がちょっと辛い思いをしたから、勉強してみたくなって^^」

 

私  「(これは、辛かったエピソードを細かく聞き出して、そこを優しく撫でてあげれば落ちるパターンだな?了解!!)辛い思いですか(>_<) どんな事があったんですか?差し支えなければ教えてほしいです(>_<)」

私  「(相手に教えて貰いたい時は自分の辛かったエピソードを先に話して警戒心を解く!!)(相手がドン引きしない程度のメンヘラエピソード!!)私も、辛い思いは経験があります!親が共働きで、入学式とか卒業式に来てくれなかったんです(笑)」

 

Bさん「それは辛かったね^^ おれんとこも親関係でさー、おれが小学校のころ母親が浮気して、離婚して、その後知らない男が家に来て父親ぶったりしてさ(笑)」

 

 

Bさん「で、グレて高校中退したんだよね」

 

私、めっちゃ興味湧く。とってもクールな生き方じゃねーか。

急に運命を感じ始める。

 

 

また余談ですが、私はレールから外れた人が大好きです。

もちろんメンヘラすぎるとかキ○ガイとかは駄目なんですが、ちょっとレール外れた人で、且つ賢い人とか、その後頑張ってちゃんとやってる人は大好物です。

特に、「先生が大嫌いだった」このフレーズが出る人とは大概めっちゃ仲良くなれます。

先生って、先生用のテキストの通りに動いているだけなのに、まるで人間のすべてを知っているかのような偉そうな感じありますからね。

あんまり書いて教職の方の怒りを買うと怖いのでこれ以上書くのはやめときまーす。

 

レールから外れた系男子はとても賢く、本質を見抜いていることが多いです。

これはのちのち書く方々の話ですが、キャバクラ店のオーナーになってお店をナンバー1にしたり、起業して成功したりしてますね。

レール外れた系男子との初の出逢いはこのBさんです。ありがとう。

 

 

で、話に戻ります。

 

 

私  「そうなんですか~!全然そんな感じしないです!でも、よく高校中退から○○に入りましたね!!!」

 

Bさん「うん^^ 中退したあと予備校(?)に通って高卒認定試験受けて、大学受験したんだよ^^」「高校時代の仲間が応援してくれてさー。皆から1年遅れで入ったよ^^」

 

私  「(素晴らしい・・・!)(ラブ!)そうだったんですね!感動しました(;_;)」

 

このあたりで、これは何が何でも会ってお話を聞きたいと思い、会う約束を取り付けます。

 

私  「会って色々お話聞きたいです!!今度、どこかの居酒屋で詳しく聞かせてください!!」

Bさん「うん^^ 明後日とかどう?」

私  「(はえーな!会う気満々かよ!)はい!待ち合わせはどこがよいですか?」

Bさん「じゃあ、○○駅に7時でもいい?」

私  「(・・私の家寄りじゃなくて自分寄りの乗換え駅指定してきた・・・!これは・・・よほどのわがまま男か、脈ないやつや・・)はい!^^」

 

 

で、実際に会う日になりました。

仕事終わりのスーツ男性と会えると思うと胸ばくばくでその日の仕事は手につきませんでした。

 

仕事を早く終えてサッサとその駅に向かいます。

(この時すでにニートから脱出しておりました。)

すると、彼から「ごめん!仕事終わらない!遅れそう!」との連絡。

30分くらい遅れるとのこと。

私、スタバで待機。

 

彼「そろそろ着くよ^^」

私、駅出口あたりに立つ。

 

・・・ちょっと恥ずかしくなってきたので落ち合うあたりは省略いたします(笑)

 

・・・そして落ち合って歩き出した私とBさん。

 

 

私の印象。「かっこいい・・・・・・・・!」です。

身長が高かった。スーツにビジネスバッグでいかにもな感じです。

姿勢もよかった。しかも優しげ。こういうの待ってた!!

 

 

Bさんは、歩きながらちらちらと私を見下ろして、もじもじ、頬を赤らめて恥ずかしそうな顔をしている。

見下ろされて目が合ってどきどきする私。これはラブだ・・・!と思いました。

 

 

しかし。

 

Bさんが連れて行ってくれた先は「笑笑」。

 

いや、金あるかどうかとか見てる訳じゃないです。

 

 

初回の店ってほんとに大事です。

 

恋愛感情があるからちょっと良いお店行こうと頑張るとかじゃなくて、最低限の礼儀というか、そういう感じだと思ってます。

一生懸命可愛い服来て一生懸命お化粧してきた女性に対しての感謝の気持ちが、お店選びなどに出るのだと思ってます。

 

 

「どっかの居酒屋でお話聞かせてくださ~い^^」とは言ったけれど、それは会うためのハードルを下げているのであって、本当に安い、チェーン居酒屋だと、「お、おう・・・そうか・・・」となります。同じ価格帯でもチョイスの幅あるやろ。

 

ショックでした。若さが売りのピチピチ20歳だけど、10歳も離れているこの男にとって、自分の価値は「笑笑」なのかと。

 

 

ちょっと凹みつつも、お酒を飲んで楽しく話す私とBさん。

 

Bさん「心理カウンセラーの学校に行ったんだけど、同級生はほんとつまんなかった。やっぱり病んだ経験がある人が心理カウンセラーとか目指すみたいでさ、何か暗くてさ、嫌だった。」

 

とか色んな話をしてくれた。

 

 

お会計は、「出すよ」の言葉を無視して半分出しました。

すんなり割り勘を受け入れたBさん。こりゃ私と恋愛する気はないな??と思い始めました。

さっきの照れた顔はなんだったんだー!!!

 

やさぐれ気味です。

飲み屋から駅への短い帰り道。

酔った勢いで一瞬手を繋いでくれたって良かったのに、全然そんな感じはなく、なぜか泣きそうになる私。

改札まで送ってくれたのは良かった。

 

彼のゆさぶりにペースを乱され、ほんとに好きになりつつあった頃、

 

おれ、彼女いるんだ」と告白されます。

 

 

クソ浮気野郎じゃねーか!!

「だから、付き合う事はできないけど、それでも良かったらもっと仲良くなりたい」なに言ってんだこのタコ!!

 

 

そのあとまた飲みに行きます。

 

私  「彼女さんとは付き合ってどれくらいになるんですか?」

 

Bさん「10年くらいかな?ずっと同棲してる。もう恋愛感情とかないんだよね」

 

私  「(奪えないっぽいな・・・泣)へ、へえー・・・彼女さんはどんなお仕事をされているんですか?」

 

Bさん「広告営業で、かなり大きい会社に勤めてるよ。営業成績一位とかで、バリバリ系なんだー」

 

私  「(なんか色々負けたわ。コンビニバイトとか派遣OLであってほしかった)じゃあ私の入る隙ないですね!Bさんのこといいなと思ってたから残念^^」

 

Bさん「○○さん(私)と付き合えたら良かったけど、今更別れられないんだよね。彼女、両親兄弟が他界してしまってて。彼女には俺しかいないから。俺も色々辛いことがあったし、家族と絶縁状態だから、彼女がいないとつらい」

 

 

心がボキッと折れたような気がしました。

絶対無理だわ。私にはBさんの心の重みを一緒に背負う覚悟がない。

また、素直に、彼女さんにも悪いなと思い、身を引く事にします。

 

 

とはいえ、なかなか感情に蹴りをつけられなかったわたし。

Bさんの時々見せる不安定さがすごく、なんというか、良くて、

メンヘラ女子と好んで付き合う男性の気持ちってこんな感じだろうかと思いました。

 

 

 

 

そのあとに会ったとき、私は親戚から送って貰ったりんごを紙袋に入れておすそ分けします。

わたし「彼女さんと一緒に食べてね^^」

 

Bさんの事を好きになっていたわたし。

そんな素直に幸せを願えません。

 

 

紙袋の下の方に、会社で貰った、某ブランドの化粧品サンプルが入ったポーチを入れましたww

 

もちろん、ちゃんと渡した時に言いました。

「会社でいいものを貰ったので、入れてます!女性用なので、彼女さんとか、ご友人にでも渡してくださいね!^^」

 

 

鈍感なBさんはそのまま紙袋を愛の巣に持ちかえります。

「友達と飲んできた」はずの彼氏が、おすそ分け、と言われて化粧品セットを貰ってきた。

あり得ないですよね。

どう考えても女ですよね。

 

もちろん彼女さんは気付いて、問い詰めたようです。

Bさんは「なんとか濁した」と言っていましたが・・・

 

 

この、小さな報復(?)で、ちょっと気持ちが晴れました。

今も、好きだったな~と思い出すけど、思い出になりました。

 

 

ご本人、彼女様、子供っぽいことをしてすみませんでしたww

 手すら繋いでいないので許してね。

 

 

 

まとめ。

ちゃんと働いている彼なのに、最初会ったときからやっすいお店だった場合、挽回はむずかしい。ほぼ無理。彼女or奥様がいる可能性大。(お小遣い制にされていて、無駄遣いができない。)メンヘラっぽい男性は時に気のあるような事を言うので雰囲気に巻き込まれないよう注意。

 

 

おわり。