ADHD女子の出逢い系放浪記
どうもです。
自分、20代中盤女。ADHDです。
外見偏差値50 (と信じたい)
今回より、ADHDの自分が出逢い系で仲良くなった男性方と、その顛末を書きます。
しょうもないブログですが良ければお付き合いください。
今回は20-21歳ころに出逢ったAさんの話を。
当時、わたしは学校を卒業し、一人暮らしのニートでした。
大学編入に失敗した後、就活せず、一日中資格の勉強をしておりました。
短期で結果を出したかったので。バイトもしませんでした。(お母さんごめんなさい)
当時の自分は、まあ、どこにも所属するコミュニティがないから、とにかく孤独です。
観葉植物に「かわいいね~」と話しかけたりしていました(笑)
このニート生活は半年くらい続きましたが、相当きつかったです。
この経験のお陰で、社会に出てからニートになりたいと思った事はありません。
で、そんな不安で荒んだ時期に、意識の高い友達が欲しくて出逢い系を始めます。
この場を借りて、仲良くしてくれた皆様にお礼申し上げたいと思います。
関わってくださりありがとうございます!!
そして晒してごめんなさい。w
その① 旧帝大院生のAさん(当時20代後半)
出逢い系アプリにて、「○大です」に興味をそそられて自分からアプローチしました。
一回とびきり賢い人と喋ってみたかった。
Aさんはアプリで顔を出しておらず、lineで連絡を取るようになってからも写真をくれなかった。
自分は送ったけどw
悪用を恐れてかな?と思いつつ、一応、写真くださいと言ってみたんですが、
「おれは不細工だからなー」と嫌がられました。
不細工を気にする男性、可愛いです。是非実際にお顔を拝見してみたい。
そして、「そんなことないじゃん!」と言いたい。・・と思うタイプです。私。
大体、とびきり良い頭があるんだから、それだけで魅力的で、顔くらいどうでもいいと思います。まじで。
そして一生懸命会話を続け、ついに「会いましょう」という話に! 興奮。
相手の要望は「なにもしないから家に行きたい」でした。
・・・OKするわけないやん。めっちゃ罠感。
その後我々は何度も会話をし、その中で彼から「○たないんだよね、だから大丈夫」という話をされました。
うーん。なんか切ない。
そして「学生証を提示するなら家に来てもよい」という条件で承諾しました。
万が一、何かしちゃった場合は、彼の大学に報告しちゃうよ、という訳です。
で、会う日。
自分の最寄りの駅まで来てもらい、そこで落ち合って、コンビニでお菓子を買って、自分の住むマンションまで一緒に歩きました。
初対面の印象は、よかった。
会う前から興味深い人だなと思っていたけど、雰囲気もよかった。
なんか、やわらか~くて優しげで、何か、陽に当たってあったかくなったふわふわのタオルって感じだった。(伝われ)
顔は、まあ、客観的に見て、あまり良くなかったと思います。(わたしは全然OK!)
身長は高くて、普通体型。
いかにもなチェックシャツも眼鏡もかけていませんでした。
そして歩き始めた私とAさん。
駅から部屋までは15分ほどあるので、場をつなごうと頑張って話し掛けました。
しかし、会話が全然噛み合わない。盛り上がらない。
つらかった。
相手が賢すぎて、会話の3歩程先を読んで返事してくるので、
こちらの処理速度が追い付かなかったのです。
lineならよく考えて返事できますが、会話はそうはいかない。
Aさんはwi-fiで、私は128kbpsです。勝てない。
Aさんの賢さに感動しつつ、自分のロースペックさに傷つきつつ、部屋の前に着きました。
いよいよ、学生証の提示タイムです。
Aさん「はい」
ペカーン!
出ました。本物の学生証。選ばれた者。マジかっこいい。
私「おおっ・・!それは○○の称号!よかろう、この門をくぐるのじゃ」
という事で私ことクソニートの部屋に、とてもきちんとした家で育ち、きちんと教育を施された、将来有望なAさんが来ました。
Aさん「部屋きれいにしてるね」
ええ、この日の為にめっちゃ掃除しました。
ニートは暇なので本気で掃除をすることができます。
Aさんに絶対本棚を見られると思い、本棚の内容・配置も変えました。(笑)
Aさん「家賃の割に広いね」
ありがとうございます。
そしてAさんを座らせて取り敢えず飲み物を出して、テレビを観つつ、会話をしました。
話しながらポテチを開けてめっちゃ食べるAさん。
そのうち、疲れたのかベッドに上って、タイの涅槃スタイルでポテチをめっちゃ食べるAさん。
食べ方がめっちゃ汚い。
口からボロボロ落ちる。手からも落ちる。
床にかけらを落とす。w
少々驚きました。これが上流の方のポテチの食べ方なのか。
そして我々は恋愛の話や、私の顔が知り合いの女医にめっちゃ似ている話などをしました。
そして彼から色々と質問をされました。
これは敢えてなのですが、私は彼からの質問に、すべて事実と逆の事を答えました。
彼は新しい刺激を求めていて、なんとなく分かると飽きちゃう、そういう習性があるだろうと思ったからです。
案の定、面白がってくれたのですが、会話を進めるうちに矛盾点を指摘され、正されてしまうのでした・・
それから、彼は私のパソコンで私の検索履歴をチェックしたり、本棚の、カバーが掛かっている本の内容をチェックし出しましたw
本棚の内容をチェックするAさん「・・・(黙々とチェックする)」
私「しめしめ、そこはカバーありも含め最高のフォーメーションを組んでいるぜ・・・」
PCの検索履歴をチェックするAさん「エロいのあるかなーww」
結局求人を探す履歴しかなく残念そうでした。
私の実態を知ってスッキリしようと思っていたのでしょう。
その後我々は本当に何もせず、そのまま夕方になり、一緒に近所のご飯屋さんでご飯を食べて解散しました。
結局私の事はわからなかったようで、後日「なんか、たのしかった」「○○(私)は、よくわからない」とlineが来ました。
勝った・・・!!!と思いました。(何を戦っていたんだ)
しかし2回目に部屋に来た時、ボロ連発で、結局飽きられてしまいました。
3回目はありませんでした。
元々IQが違いすぎて会話が噛み合わなかったのもあると思います。
服装も狙いすぎてだめだったな~(笑)
とにかく、私にとっては、とっても貴重で刺激的な経験をさせてくれた方でした。
自分の考えていた事が、賢い人によってスルスルと紐解かれていく感じも、初めての経験で、自分の頭がおかしい訳じゃないんだと安心したことを覚えています。
そして「心の風邪は、引き始めの今なおさないと長引くよ」「あんまり頑張りすぎないように」
とのお言葉を頂きました。
いまものすごく実感しております・・・ちゃんと聞いときゃよかった。
まとめ。
知ることが喜びの人には自分から情報を与えない!関係を続けるには、聞かれても小出しにすべし!
狙いすぎる服装をすると引かれる・・・
おわり。